研究が苦手な医療職の方へ:それでも院内研究をしていい理由

研究って、正直ちょっと怖いですよね。
「統計が分からないと怒られそう」
「テーマが小さいと意味がないと言われそう」
「そもそも自分がやっていいのか分からない」

看護師さんや作業療法士さんをはじめ、医療現場で働く方から、こうした声を本当によく聞きます。


研究に興味はあるのに、立ち止まってしまう理由

多くの場合、立ち止まる原因は
能力不足ではありません。

  • 研究=専門家がやるもの
  • 統計が分からないと始めてはいけない
  • 完璧な計画でないと怒られる

こうしたイメージが先に立ってしまい、
「やってみたい」という気持ちが、いつの間にか引っ込んでしまいます。

でも実際には、
研究の入り口はもっと素朴でいいと、私は思っています。


研究は「気づき」を確かめる行為

研究というと、
立派な仮説や難しい解析を想像しがちですが、
出発点はとてもシンプルです。

  • なんとなく気になる
  • 本当にそうなのか確かめたい
  • 他の人にも当てはまるのか知りたい

こうした日常の疑問こそが、研究の種です。

統計は、その疑問を整理して考えるための道具であって、
最初から使いこなす必要はありません。


「統計ができないと研究してはいけない」は誤解です

これははっきり言いますが、
統計が苦手でも研究を始めていいです。

最初に必要なのは、

  • 何を知りたいのか
  • なぜ気になったのか

を言葉にすること。

統計は、そのあとで考えればいい。
むしろ、最初から手法を考えようとすると、余計に苦しくなります。


研究は「怒られるため」にやるものではありません

研究や統計の場で、
怖い思いをした経験がある方もいるかもしれません。

でも本来、研究は
誰かを評価したり、否定したりするためのものではなく、
現場を少し良くするための手段です。

完璧である必要もありませんし、
最初から立派である必要もありません。


それでも一歩踏み出す価値はあります

院内研究を通じて、

  • 日々の実践を振り返る視点が生まれる
  • 自分の仕事を言葉で説明できるようになる
  • チームで考えるきっかけができる

こうした変化が、少しずつ積み重なっていきます。

研究は、特別な人だけのものではありません。
現場で働いているあなた自身のものです。


このサイトについて

このサイトでは、
研究や統計に不安を感じている医療職の方に向けて、

  • 院内研究の考え方
  • 統計との付き合い方
  • よくあるつまずきポイント

を、できるだけやさしく、現場目線で解説していきます。

「これなら自分にもできそう」
そう思えるきっかけを、少しずつ共有できればと思っています。


※この記事を書いている新川裕也については、
[プロフィール/実績ページ]でこれまでの活動や考え方を紹介しています。

コメント

“研究が苦手な医療職の方へ:それでも院内研究をしていい理由” への1件のフィードバック

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